つい誰かに言いたくなる、高級クッキーの条件とは つい誰かに言いたくなる、高級クッキーの条件とは

「ちょっと誰かに言いたくなる、クッキー」できました

数十種類あるツマガリのクッキーの中で、ちょっと人に言いたくなるクッキーのお話です。

通常のものより分厚くて、贅沢な配合で焼きあげた「グレースプレミアムクッキー」。まさに高級なクッキーですが、ちょっぴり笑える誕生ストーリーがあります。

グレースプレミアムピスタチオクッキー

最初に登場したのは5~6年前。いつものように、職人がバタークッキーをもっとおいしくできないかと試行錯誤していたときのこと。棒状にして冷やした生地をカットする段階で、なぜか分厚く切ってしまった(汗)。ベテランの職人さんでも、そんなことがあるのですね。
「とりあえず、焼いてみるか」とオーブンに入れ、出来上がってみると、ものすごくおいしい・・・!!通常よりも厚みが増すことで、さっくり食感も、側面にまぶした粗目の砂糖も、発酵バターの風味もぐんと存在感がでてきたのです。
それならば、ということで配合もリッチにして、グレースプレミアムクッキーという商品が誕生しました。

ところが、そこで話が終わらないのがツマガリらしいところ。プレミアムな配合だったはずが、「この方がおいしいから」といつの間にか他のクッキーもリッチな配合になってしまった・・・。プレミアムクッキーがプレミアムでなくなってしまったため、しばらく販売休止となりました。

グレースプレミアムバタークッキー

それから数年、お客さまから「プレミアムクッキーはまだ?」とご要望が届くようになり、さらにリッチなバージョンで新たに誕生したのが、現在のグレースプレミアムクッキーなのです。
ただ、私たちがひそかに心配しているのは・・・(笑)。まあ、こんなお話も、ティータイムの小ネタになれば幸いです。

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