ケーキハウス・ツマガリ:甲陽園のお菓子工房

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甲陽園だより

季節の扉がひらくとき

近くの河原へ、夕方の散歩に出かけてみました。
爽やかな青空に、うっすらと連なるうろこ雲。まだまだ日差しはきびしいけれど、時おり吹く風はひんやりとした感触です。

季節の扉がひらくとき

木の上からは、セミたちが「これで鳴き納め」と言わんばかりに大合唱。そうかと思えば、川辺の草むらからはツクツクツク・・・と秋の虫の音が聞こえてきます。
「おー、季節が変わっていくなぁ・・・。」季節の扉がひらく瞬間に思いがけなく立ち会ったようで、ちょっと嬉しくなりました。
こんな気持ちになれるのも、四季の移り変わりが豊かな国で生まれ育ったおかげなのでしょう。

そういえば、「二十四節気」についてご存知でしょうか。立秋や秋分など、1年を15日に区切る季節のこと。中国から伝わった太陽暦に基づく暦ですが、季節の行事や農作業の目安として、古くから親しまれてきました。今でも、暑中見舞いは立秋までとか、冬至にはゆず湯に入るとか、生活のなかに溶け込んでいるものもたくさんありますね。

ちょうど今の時期でいえば、処暑(しょしょ:8月23日)で朝夕が涼しくなり、白露(はくろ:9月7日)には太陽が離れていくために空が高くなり、草花には朝露がつくようになる・・・。残暑厳しい近年では多少のズレがあるものの、よく観察していると確かに実感できることが多くあります。

それにしても、1カ月でなく半月ごとに季節の変化に対応するとは、なんと繊細な感覚なのでしょう。日々の雑事に追われていると、半月なんてあっという間。しかしそんな時代だからこそ、立ち止まるきっかけを与えてくれる季節の暦が必要なのかもしれません。
晩夏から初秋へ。しっとりと移りゆく季節を楽しんでいきたいですね。

ベークドチーズケーキ

今月のお菓子は、ベークドチーズケーキ

今月は、ふわっ、とろっと、一瞬の口溶けが印象深いベークドチーズケーキをご紹介。
北海道の牧場から届く、ミルクがしたたるほどのフレッシュクリームチーズを中心に、しっかりした味わいのフランス産クリームチーズをブレンドしました。ときおり顔をのぞかせる、ラム酒を含んだジューシーなレーズンが絶妙なアクセント。

上質なチーズを使った、ふんわり上品な味わいは、ついもう1つと手を伸ばしたくなります。そして、軽い食感にもかかわらず、最後には濃厚なチーズの満足感。生菓子感覚のちょっと贅沢なお菓子です。

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