ケーキハウス・ツマガリ:甲陽園のお菓子工房

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甲陽園だより

人間味を大切に

「みんな元気でパワーがあるね。どんな社員教育をされているんですか?」
先日、業者さんをお招きする恒例の新年会で、こんな質問をされました。舞台では、ちょうど仮装した若手社員たちが楽しそうに唄や踊りを披露している時のことです。

「そうそう、普通は新年会なんていうと参加するのを嫌がったりするもんだけど、皆さん楽しそうですよね。何か秘訣があるんですか?」
隣の方も身を乗り出してこられました。

「いえいえ、特別なことはしてませんよ。一人ひとりの個性を伸ばしてあげたいとは思っているけどね」
そんなことから話が始まりました。

私は「人間味」という言葉が好きで、よく口にします。それは、人それぞれに違った持ち味があるということ。几帳面な人、発想が豊かな人、根性がある人・・・。みんな、それぞれに良い面と悪い面を持っている。その持ち味を上手く引き出して、伸ばしてあげることが大切だと思うのです。

そして、それは人間だけでなく、お菓子や原料にも共通します。栗やアーモンドなどそれぞれの原料は、育った産地や気候条件によって、味わいや風味が異なる。その持ち味をどのように活かして、他の素材とのいいバランスをつくり出すか。オーケストラの楽器のさまざまな音色が、お互いを引き立て合いながら美しい旋律を奏でるようなものかもしれません。

一つひとつの原料の魅力をどうやって見い出すか。それは、こちらが心を開いて、しっかりと受け止めることでしょう。愛情をもって真剣に原料と向き合うことから、すべてが始まるのではないかと思っています。

「なるほど、人を育てるのも、お菓子づくりも基本は同じということか。オヤジみたいな社長の愛情を感じているから、皆さんよく育つんでしょうね(笑)」
熱唱するスタッフを見ながら、お客さまはまた大爆笑の渦のなかに入っていかれました。

「森田美里」

今月のお菓子は、「森田美里」

今月は、抹茶や栗、小豆といった和素材と、バターやアーモンドが絶妙なバランスを生み出した新商品、「森田美里」。

口に入れた瞬間、最初に広がるのが滋味深い抹茶の香り。その後に、香ばしい黒ゴマとユズの香りが現れ、適度な歯ごたえを残した小豆と渋皮栗のおいしさが広がります。
ほんのりバターが香るパイ生地とのバランスも心地よいお菓子です。

「森田美里(もりたみさと)」という名前は、幾重にも棚田が広がる美しい田園風景に思いを馳せて名づけました。期間限定のこの機会に、どうぞご賞味ください。

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