ケーキハウス・ツマガリ:甲陽園のお菓子工房

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WEB広報室

毎週、甲陽園本店にご来店いただいているお客様からのメッセージをご紹介致します。
お便りを読ませていただくと、いつも私どもの気の至らなさを、思い知らされます。
お叱りのなかにも、温かな励ましのお言葉も頂戴しております。
2006年6月のお便りから現在にいたるまで順次ご紹介してまいります。

日時:2007年7月22日
件名:黄金のタルト

いつもお世話になっております。
用はなくとも、ついつい観てします、ツマガリのホームページ。
「お客様からお便りをいただいております。」

あ、何か更新されている。観てみましょう、とポチっとクリック。

フムフム・・・私と同じような事考えている人が居るんだな・・・・あれ!
びっくりして、腰がぬけました。顔から火がでました。

ああー、なんて無謀なツマガリ様
こんなの載せちゃって、お店の看板に傷が付きませんか?
私としては、こんなに華々しいトコロに載せていただいて、正直、うれしいのですが。

ザザッと目を通して、「なんて、”調子ノリ”な奴」と、自分の事を、おもいました。
といいながらも、今回もこんなメールを差し上げている私。
懲りない奴ですいません。思っている事を黙っていられない性分なので、
どうかご容赦のほどを。全国のツマガリファンの「いい加減にしろ!」という罵声が聴こえて来るようですが。

車で気軽に本店に行ける範囲に住んでいる自分は、本当に幸せモノです。
(連れていってくれる旦那に、感謝)

しかし、こんなに以前のメールも、ちゃんと残してくださったなんて。
どんなに小さな事でも、ないがしろにせず、シッカリ受け止めてくださっている事がうれしい。
お客冥利につきます。
いつもいつも、本当に、お世話になりとおしで、主人も「すごいお店だね。」と感心しています。
自分が気に入らないトコロだと、行くのを渋る人が、週末ごとに連れて行ってくれるという事は
お世辞ではないと思います。
ガードマンの方をはじめ、スタッフの皆様が、誠意をこめて、接してくださるからだと思います。

信州産アンズタルト

あまずっぱいアンズ、程よい塩気のパイ。この組み合わせは、文句なく、「美味しい」。

隅から隅まで、シッカリと、「はしばみ色」に焼き上げられたパイ。
まるで、秋の落ち葉がソーっと、重なり合っている様子を思い起こさせる。

サクサク、ハラハラと、一層、一層、紙のように薄く、でも、歯の間に挟まってしまう
ような剛直さではなく口の中で、暴れる事はない。シッカリ焼き込まれた、芳ばしい香り。
食パンをトースターで焼いている時にただよって来る、食欲をソソル薫り、そのもの。
これ以上焼けば、今度は、苦味になってしまう、というくらいまでシッカリ焼いて、

小麦粉の美味しさを「極限まで引き出した」プロの技。

アンズといえば、ジャムやドライフルーツのイメージしかなく、私にとって、あまり、馴染みのないフルーツ。

見た目、「味噌づけ卵黄」のよう。半割のものが豪快にゴロゴロ乗っている。
こらは、上品に「フォーク使って」と言うよりも、
ピザのように、手で持って、豪快にガブリと行くのが得策だ!と。
早速、実行(もちろん、お皿でシッカリ受けながら)かぶりつきました。

皮がパリッと、シッカリ焼けているからコソ、出来る食べ方。
パイが薄いので、果肉感をシッカリ感じる事ができる。
生菓子の醍醐味はこのフレッシュ感。
「フレッシュ感、瑞々しさ」が魅力の、売り出し中の大型新人。
その脇を、シッカリ固める、実力派の名脇役、といったところでしょうか。

食べると、程よく繊維を感じる、ザクリとした歯ごたえ。黄桃と似ている。
大きな切り身で乗っているおかげで、こぼれ難くて食べやすい。
舌全体に、ジュオーっと、酸味が染み渡っていく。決して、鼻の頭に汗をかくような、
刺激性の酸味ではなく自然と顔がニマーっと緩む心地よさ。
アンズって美味しいのねー、と納得。

ツマガリのパイ皮は、発酵バターの、豊かな芳香、自然な酸味が、
甘酸っぱいフルーツとピッタリ。フルーツにとって、最高の舞台を用意してくれる。

シッカリ焼きこむ事によって、「小麦粉の芳ばしさ」という、大切なスパイスも加わって

甘味・酸味・塩気・バターの芳香・芳ばしさサクサクの皮・ジューシーなフルーツ
くどくどと残らない後口のさっぱり感

どこをとっても、非の打ち所のないお菓子。

感動のひと時を頂きました。

日時:2007年7月24日
件名:ツマガリ塾生のレポート

ホームページに掲載していただいた「今までのメール」を読み返してみて、
とても、気恥ずかしい心持ちです。私って、「格好つけすぎ」ですね。あはは。
でも、そこに記されている文章は、紛れも無く、本心そのもの。

要するに、私にとって、「ツマガリ」というお店の存在が、あまりにもショッキングで
心が「大きく揺さぶられたという事」です。

ツマガリのお菓子は
「人に評価される」ために作っているのではなく
「人に素材の奏でるメロディーを届ける」為に作っている。

だから、美味しい。

ツマガリのお店は
「お金をもうける」のが目的ではなく
「人の心に灯を燈す」のが目的。

だから、愛おしい。

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