ケーキハウス・ツマガリ:甲陽園のお菓子工房

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ツマガリ社長について

講演内容

「仕事はプラス思考でとらえていく!」2005年11月「ひめじ商工会議所報」掲載より

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福の神には福の神の考え方がある

講演するツマガリ社長

成功したいと思う方、手を挙げてください。
成功したい気持ちといいますか、願望というのが強ければ強いほど、日常の中に見えないものが見えてくるとか、気になることが見えてくるとか、いう事はあると思います。
もういっぺん、自分で本当に成功したいと思う人、手を挙げてみてください。
大体、手が真っ直ぐになってくるんです。(笑)

私はヨーロッパで修行してきて、良い材料で良いお菓子を作りたいというのがありましたけれども、ただそれだけではなかなか売れないんです。
本日テーマをいただいた時に僕が考えたのは、人間プラス思考で考えていくということです。全ての事において、貧乏神には貧乏神の考え方があると思う。福の神には福の神の考え方があると思う。 何かにつけて暗く考えるか、何かにつけて明るく考えるか、です。

普段の言葉の中で、成功するものが潜んでますからね、成功する人は。 「おまえ、かわいいけど、背が低いなぁ」とこういうのと、こっちの言葉で言ったら「背が低いけどおまえかわいいなぁ」と、同じ言葉ですけどね、ぜんぜんニュアンスが違う。
最後の言葉の語尾に、今まで持ち上げとってピッと人を落とすような事を言うと、今までやってきた事が水の泡になりますから。
今度はプラスの言葉にパワーをつけましょう。「やったる」、「なんぼでもする」、「なんでもする」、「人の嫌がるもんでも、なんでも喜んでする」。人がしない事、できない事、それはビジネスチャンスになりますから。

さめた顔をしとる時に、今日は冷めてる、辛くて、病気ちゃうか?というとますます病気になります。そういう時に、暗いけど、おまえちょっと明るくなったね、そうかい?とそれをプラスの言葉に変えていく。
そして人に対して気持ちのいい笑顔をしますと、あの人は、よか人やなぁと、どんどん何か話が来る。話がくると、ええ話が持って来て、縁が出てきて、円、お金が貰える、縁のいい話になりますから。

実は私は15才で、社会に出て行きました。家がちょうど、バイオリズムで言ったら、倒産、家庭内崩壊、いろいろな事が、たまたま僕は関係なくて、あったわけですけども、一家離散、その時もこの持ち前の明るさがあったから、どうって事ないんですよ。
民生委員が来て、生活保護を受けるか、と言われました。僕は「いらん、山に行ったら果物はなんぼでもあるし、人の畑に行ったら芋でも何でもあるし、平気だ」と答えました(笑)。何もないと知恵が浮かぶんですね。お金がなければ智恵が浮かぶ。山に行って薪を取って来て、薪のない猟師のところに持って行くと買ってくれます。

そういう事をしている内に、どうしても社会にでないかんという事になりまして、おばから四千円借りました。
それで昭和40年に東京に行きました。四千円借りたんだけれども、宮崎で昼飯、福岡で夜、大阪で朝食、浜松辺りで夕飯、あの時分弁当、高かったンですねぇ。なんかそれでもう二千円飛んで、東京に行った時には、二千円しかない。
学生服と下着と後それだけ。布団もなしで、人間というものは不思議なもので生きています、今日までね。

研究する会社は常に栄える

そのうち、縁があって、お菓子屋さんの道に入りました。
何軒かの店で修行した後、「エーデルワイス」という素晴らしい、駆け出しの上り坂のところがあるからと、そこに紹介をしていただいて、「エーデルワイス」に入りました。

入ると、皆夜中の2時、3時まで帰らないんです。デコレーションの勉強をしているんです。この会社はどんな会社かと思ったところが、一週間後に「西日本洋菓子コンテスト」というのがあったんです。皆自分が賞を取りたいばっかりに、一生懸命練習していました。僕は知らないもんだから、「津曲、おまえも出ないか」と言われて、「はぁ、俺、わからんけど」と、訳の分からん内に、コンテストに出ました。
やはり、練習不足がたたりまして、ビリです。全然です。会社に帰ってきたら皆とってるんですね、最優秀賞、知事賞。皆万歳をしている隅っこで、じっとしているのも恥ずかしい。

そこで「エーデルワイス」の社長に聞きました。「社長、このデコレーションが上手くなる方法を教えてください。どうしたら上手くなりますか」と聞いたら、「明日から毎日一台描きなさい。一台、365日一日も休まず描きなさい。365日後にその作品と最初に描いた作品を見比べてみなさい。全然違うから。ただし休むなよ。それで、来年コンテストに出たらいいとこにいく」と言っていただいて、365日、正月も工場は空っぽですけど、僕は大晦日の冷や飯を食べて、仕事場で練習しました。
仕事が終わったら、お菓子屋の商品の開発を勉強しました。のべ八千種類くらい、菓子学校に行ってない男が商品開発をしました。これからの社長は開発能力があり、ビジネスマンであり、オールラウンドプレーヤーにならないといけないわけですよ。これからは人を使う事も大事、なんでも要求される時代です。

僕はそこで毎日やることを習慣付けてしまったんです。練習する事をね。ずっと何かにつけて練習して商品開発をする。研究する会社は常に栄えるという言葉がある通りに、常に研究する。
研究、開発、商品の改良、お客様にとっていいのか悪いのかという改良、これは今、オーナーになっている方も、なっていない方もそれは、なっていない方がやったらなおさらいいんです。なぜなら、人の会社を成功させるんだから。 本当にそれが一番大事な事でして、独立してからやるといっても、それは無理です。
やっぱり世の中そんなに甘くないです。遮二無二自分でやっていかなきゃいけない。

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